2019-09-25
お風呂の排水溝の掃除をしているはずなのに、水がなかなか流れない時や逆流してくることありませんか?
お風呂の排水溝が詰まる原因は、髪の毛などの蓄積物です。
パイプ洗浄剤でも解消できないなど、お風呂の排水溝が詰まった時の解決策や、掃除の頻度などについて紹介します。
目次
お風呂の排水溝は浴槽と洗い場の2つが1本の管でつながっています。
また、排水管はまっすぐではなく、水の流れを変えるために途中で折れ曲がっており、一時的に水が貯まるような形状をしています。
このような構造を排水トラップと呼び、悪臭が部屋に漂わないなどの効果があるのです。
この複雑な排水トラップによりお風呂の排水溝は詰まりやすいため、構造を確認してから掃除してキレイにすることが大切です。
お風呂の排水溝が詰まる原因は、髪の毛や皮脂、シャンプーやボディソープ・石鹸カスなどさまざまです。
パイプ洗浄剤を使えば、髪の毛など溶かしてお風呂の排水溝詰まりを解消できますが、蓄積されて固まりとなった汚れを解消するのはとても難しいのです。
とくに、お風呂は毎日利用する家庭が多く、少しだけ排水溝の詰まりを解消しても、次から次へと髪の毛や皮脂汚れなどは蓄積されます。
パイプ洗浄剤だけでは限界があるため、根本的に詰まりを解消するのは大掛かりになる可能性があります。
排水トラブルは状況が悪化するほど解消まで大掛かりになるため、普段の生活でおかしな部分を見極める必要があります。
例えば、次のような状況が見られたら気をつけましょう。
排水溝から悪臭がする場合、同じ排水管のどこかが詰まっている可能性があります。
お風呂の排水溝は洗面台や洗濯機、トイレやキッチンの水回りとつながっているケースが多く、お風呂以外の原因も考えられます。
浴槽の水を排水しようとした時に水が逆流してしまう場合、洗い場が詰まっている可能性があります。
ただし、お風呂場の水を抜いた時に、洗面台などで逆流する場合は、排水管から下水道につながる途中の問題です。
深い部分で詰まっている可能性があるので逆流は注意が必要です。
お風呂の水を流した時、排水溝の流れが悪いのは詰まりの初期症状です。
髪の毛などを取り除くヘアキャッチャーに汚れが詰まっていないか、排水溝の見える部分に詰まりがないか確認しましょう。
お風呂で水を流した時、排水溝からボコボコと音が聞こえることがあります。
この音の原因は、お風呂場とつながったパイプ間に圧縮された空気が漏れた時に起こります。
排水管の奥で詰まっている可能性が高いです。
お風呂の排水溝は家の中でも汚れが溜まりやすいため、定期的な掃除が必要です。
一番目立つ髪の毛汚れは簡単に取り除けますが、皮脂や石鹸カス汚れは洗剤やブラシを使わなければキレイに落とせません。
掃除をする時は浴室用洗剤とスポンジ、歯ブラシがあれば簡単にできます。
1. ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を取り除く
2. 排水溝の部品を取り外して歯ブラシなどで磨く
3. 排水溝の内側をスポンジなどで洗う
4. 取り外した部品を元の位置に戻す
お風呂の排水溝を掃除する頻度は、できれば週に2~3回が理想的です。
「ゴミの日の前日に行う」など、掃除する日を決めておくと、キレイな状態をキープできます。
お風呂の排水溝は、こまめな掃除をすることで詰まる悩みを改善できます。
ただ、掃除以外にもちょっとした工夫をすることで、排水溝の詰まり対策ができます。
お風呂の排水溝は髪の毛や石鹸カスなどが溜まりやすいため、詰まりの原因となる汚れをキャッチするネット装着がおすすめです。
お風呂の排水溝用ネットを装着すると、細い髪の毛も排水管まで流れずその場に留めてくれます。
さらに掃除も楽になるので、詰まりの悩みと一緒に解決できます。
お風呂の排水溝にある蓋をあえて外しておくことで、汚れが目立ち、こまめな掃除を心がけるようになります。
排水溝の汚れが目立つと不衛生な環境を作るため、週1ペースだった掃除も週3~4回と頻繁にキレイにする日が増え衛生的です。
お風呂の排水溝はほかの水回りに比べて詰まりやすい環境が整っています。
定期的な掃除をすることで、排水管に髪の毛や皮脂、石鹸カスなどの汚れを溜め込まずに済むのですが、蓋などで隠されているため掃除を後回しにしがちです。
お風呂の排水溝が深い部分で詰まると専門業者へ依頼が必要なので、日頃から掃除をして詰まり対策を心がけましょう。
江上 孝明(エガミタカアキ)
株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。
新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。
NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。
資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会
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