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床のワックスの落とし方を解説!剥離が必要な理由もチェック

2022-07-25

「家の床にワックスをかけないといけないの?」「塗り替えのときには前のワックスの剥離が必要なの?」などの疑問をお持ちの方はたくさんいると思います。
床にワックスをかけることも剥離することも必須ではありませんが、しないことにより大きなデメリットが生じてしまいます。

このコラムでは、ワックスがけや定期的な剥離が必要な理由を詳しく解説します。
フローリングワックスを剥離する手順やワックスはがし用洗剤についても紹介しているので、自宅の床の状態をきれいに保ちたい方はぜひチェックしてみてください。

床のワックスの落とし方を解説!剥離が必要な理由もチェック

フローリングワックスが必要な理由

自宅のフローリングに絶対にワックスをかけなければいけないわけではありませんが、ワックスがけを実行すれば、以下のようなメリットを得ることができます。

美観を保てる

床にワックスをかけることにより、光沢が出てフローリング材をきれいに見せることができます。
ワックスがけを行うと、床表面の凹凸にワックスに含まれる成分が入り込み、床がフラットになります。

平らな床には光が反射し、光り輝いて見えるようになり、部屋全体を明るくする効果も得られるのです。

床を保護できる

フローリングにワックスをかければ表面に塗膜でき、床を保護できることになります。
床の上にはテーブルやソファーなどの家具が置かれたり、人間やペットなどが歩き回ったりするため、どうしても傷が付きやすくなりますが、塗膜が傷を防止してくれます。

※ただし水性のものが多いのでコーティング施工する場合とは違い長期間に渡りフローリングを保護してくれたり紫外線の影響を回避できるわけではありません。

とりわけ掃き出しサッシの軒先部分の日焼けや塗装の劣化はワックスでは防げません。

さらに、表面に塗膜があることでフローリング材自体に汚れが浸透しにくくなり、汚れを防ぐ働きもしてくれます。
さらに、ワックスはフローリングの溝にも入り込むため、掃除機やモップなどで溝の汚れを落としやすくする効果も得られることになるのです。

フローリングワックスの剥離が必要な理由

フローリングワックスの効果は永遠ではありません。
使用する商品によっても異なりますが、ほとんどは半年から1年程度すると効果が薄れていきます。

ワックスの効果がなくなると、フローリング材に直接汚れが浸透していくようになり、汚れが付きやすくなるだけでなく、床の黒ずみが目立ちやすくなります。
効果がなくなれば、再度ワックスがけをすることで汚れや傷の予防効果を復活させることができます。

しかし、この際にワックスを上塗りすると、床が凸凹になったり見た目が悪くなったりするので、塗り替えの際には古いワックスを剥離しなければいけません。

※何度も塗り重ねるお住まいもありますが、、端にゴミや埃を噛んだりワックスの成分が汚れと付着して経年で黒ずみとなる場合が多々あります。

フローリングワックスを塗り替えするときに古いワックスの剥離が必要な理由は、化粧に例えると理解しやすいです。
成人女性であればよく分かると思いますが、朝メイクをするときに前日の化粧を落とさない人はいません。

もし化粧を落とさないで重ね塗りしようものなら、メイクの仕上がりが悪くなるばかりか、肌荒れの原因にもなってしまいます。
化粧を完璧に仕上げるためには下地がとても重要なように、ワックスがけにも剥離は重要な作業なのです。

フローリングワックスを剥離する手順

床に塗られた古いワックスを剥離するには、専用の剥離剤を使用すれば、はじめての方でもそれほど難しくなく作業ができます。
最寄りのホームセンターや通販でも入手できますので、ネットなどで良さそうな商品を調べて購入してください。

フローリングワックスを剥離するには、剥離剤の他にも「平型モップ」「平型モップ毛」「平型パット」「ゴム手袋」「バケツ」などが必要です。
以下に、剥離の手順を紹介します。

手順1.

剥離剤を「平型パッド」に染み込ませるか、床に剥離剤をたらします。

手順2.

「平型パッド」で剥離剤をまんべんなく広げて、全体を塗り終えたら3~5分程度放置します。(ワックスが溶けて乳化するまで待つ)

手順3.

乾燥したら、「平型パット」でワックスをこすり落とします。

手順4.

固く絞ったモップを使用して剥離剤を拭き取ります。

※水分がフローリングに長時間残留している状態を継続しているとフローリングの結合部分や「さね」の部分から水分が侵入し膨れの原因になります。

私ども業者が実施する場合は、剥離剤を擦って出る廃液をウェットバキュームなどで瞬時に吸い取り、フローリングに水分が残留する時間を極力低減させます。

手順5.

別に用意した固く絞った水拭き用の「平型モップ」で水拭き仕上げをして剥離剤の残留分をを完全に取り除いたら作業は完了です。

 

注意!!

最近のご新築時のフローリングは、シートフローリングというものが主流で、フローリング表面に塗装されたシートが貼られているものが主流であり水分に対する

耐久が極めて低いので、、ワックス剥離は業者に任せるのが無難と考えます。

ワックスはがし用洗剤の種類

現在のフローリングの剥離をするには、、私はリームーバータイプのものが一番最適と考えます。

リムーバータイプ

しつこい汚れや古いワックスをムラなく落とせるのがリムーバータイプの剥離剤です。

液性も中性で作業も安全、水分を極力減らす事ができます。

水やぬるま湯に10~20倍に薄めて塗布すれば、短時間で作業を完了できます。

ただし現在のフローリングは、水分に本当に弱いのでご自身でなさることに不安のある場合はプロに依頼しましょう。

 

 

当社「調和プロダクトサービス」は、ハウスクリーニングをはじめとして、各種清掃業務を請け負っています。
光触媒コーティング「レコナ エアリフレッシュ」も実施。防カビ・防汚効果で、コーティング後のお手入れも楽になりますので、ぜひご検討ください。

コラム監修者 プロフィール

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江上 孝明(エガミタカアキ)

株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。

新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。

NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。

資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会

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