2022-04-28
お風呂といえば、一日の疲れを癒せ、リラックスできる場所ですね。
そんな入浴中に、ふと天井を見上げたときに天井にカビを見つけてしまったら、ショックかもしれません。
なぜお風呂場の天井にカビが生えるのか、またその落とし方についてまとめます。
目次
お風呂場に限らず、カビが発生しやすい場所があります。
キッチンや手洗い場、トイレなどもカビが発生しやすい場所ですよね。
カビが生えやすい場所にはいくつかの共通点があります。
これはカビができる原因にもつながります。
実はお風呂の天井は、カビができる原因のほとんどが当てはまる場所です。
カビは湿気が多い場所に発生します。
湿度60%以上になると生えやすく育ちやすくなるのです。
お風呂場は浴槽にお湯を溜めたり、シャワーなどを使ったりする場所なので、どうしても湿気が多い場所です。
カビは菌類の一種です。
栄養分がない場所では繁殖することはできません。
「お風呂場に栄養分があるの?」と思うかもしれませんが、石鹸カスやシャンプー、人の垢もカビによっては栄養分です。
湯気がこれらの栄養分を天井に運ぶため、天井にはカビが育つ環境が整っているのです。
カビが好む気温は20~30℃の間です。
この温度帯でカビは繁殖しやすくなります。
そのため、入浴後しばらくするとカビが繁殖しやすい温度になってしまうのです。
できてしまったカビはできるだけ早く落とした方がよいでしょう。
カビは見た目が悪いだけではなく、健康にもよくありません。
また天井にできたカビから胞子が放出されることで、浴室全体がカビやすくなります。
入浴中、天井からカビの胞子を浴び続けることにもなってしまいます。
そこで天井のカビを効率よく落とす方法をまとめました。
発生後間もないカビの場合は、水洗いでも落とせます。
そこで一度水洗いを試してみるとよいでしょう。
フローリングワイパーなどを使用して天井を水拭きしてみます。
これでカビが落ちるようなら、このまま水洗いしてみましょう。
水洗いしても落とせない場合には、カビ取り剤を使用して掃除します。
その前にカビ取り剤が薄まることがないよう、浴室をよく乾燥させましょう。
水分がある場合には拭き取り、しばらく換気を実施します。
また水洗いでカビが落ちた場合も、またカビが発生しないようしっかりと乾燥させるとよいでしょう。
フローリングワイパーなどに雑巾などを取り付け、雑巾やドライシートにカビ取り剤を吹き付けます。
カビ取り剤を含ませた雑巾やドライシートで天井にカビ取り剤を塗り広げなじませていきます。
スプレーでカビ取り剤を天井に塗布すると垂れ落ちてくる心配があります。
カビ取り剤は肌への刺激が強いため、万が一のことを考えてスプレーで吹き付けるよりも雑巾やドライシートで塗布する方がよいでしょう。
塗り広げるときに擦るのではなくなじませるようにします。
塗り広げた後は20~30分ほど放置しましょう。
カビ取り剤を塗布する際や放置する際は、窓を開け換気も徹底しましょう。
放置時間が経過したら、天井を水洗いします。
このとき天井から落ちてくる水には、まだカビ取り剤が含まれます。
くれぐれも天井から落ちてきた水が体にかからないように注意しましょう。
できるならレインコートなどを着て掃除するとよいですね。
洗い流しが終わったら、水気を切って浴室をしっかりと乾燥させましょう。
しばらくは窓を開けたままにしてしっかりと換気します。
臭いが気にならなくなり、壁や天井がしっかりと乾いたら仕上げにアルコールを塗布するとよいでしょう。
カビができる原因を1つでも無くせばカビはできにくくなります。
・湿度を下げる
・天井を清潔に保つ
・室温を下げる
これらが効果的な方法です。
例えばお風呂上りはすぐに浴槽から湯を抜き、壁などに冷水をかけることで室温が下がります。
また、できればお風呂上りにしっかりと浴室を乾燥させ、天井についた水分を拭き取るのもよいですね。
カビがない状態でカビ抑制剤を使用するのもおすすめです。
抑制剤はあくまでもカビを予防するものなので、カビ取り効果はありません。
浴室のカビが気になったときには、できるだけ早めに落とすと楽に落とせます。
ですが、カビ取り剤の臭いが苦手だったり、時間がなくて掃除できなかったりもするでしょう。
また天井自体が掃除しにくい場所でもあります。
無理に掃除することで、転倒したり怪我したりする心配もありますよね。
カビが酷い場合も自分できれいにするのは大変です。
プロに依頼することもおすすめですよ。
当社「調和プロダクトサービス」は、光触媒コーティング「レコナ エアリフレッシュ」の施工を実施しています。
防カビ・防汚効果で、コーティング後のお手入れも楽になりますので、ぜひご検討ください。
江上 孝明(エガミタカアキ)
株式会社調和プロダクトサービス代表取締役。
NTTに10年間在籍、1996年4月に同社を設立。
前職と全く異なる業界へ参入するも、高い手腕で取引先開拓を実現。
同社の前進となる事業にて、提携先の企業よりハウスクリーニング事業を引き継ぎ
現在、事業規模を引継ぎ時の4倍に成長させることに成功。
新築現場に一作業者として15年間従事していたため、現場での問題点や現場作業者の立場考え方を理解した上での会社経営を行う。
NTT在籍時代に培われたスキルを生かし、クレーム時の迅速な対応と適切なヒアリング
を得意とし、顧客満足度を高めるためのサービス供給を旨としている。
また、自身でも独自に研究を行い、理論的観点から汚れにアプローチするノウハウを多数
蓄積して現場に反映させている。
資格:2級ハウスクリーニング技士(H17.11社団法人 全国ハウスクリーニング協会(※))
※現:公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会
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